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食器洗い機の歴史

【特徴】

食器洗い機とは、使用した食器を一定の法則に従って並べて、粉末の専用洗剤を入れてスイッチを入れると熱湯が噴射し数十分から1時間位で洗浄→すすぎが行われます。メーカーによっては、洗剤を使わなくてもある程度汚れがおちるもの、通常の台所洗剤が使用可能なもの、塩が洗剤の代わりになるものなどがあります。現在の食器洗い機は、食器を洗浄した後に熱風乾燥させる食器洗い乾燥機と呼ばれるタイプのものが主流です。

食器洗い機の水の使用量は、洗う食器の量が多少あれば手洗いで使用した時より少なくてすみます。水は各コースに設定された温度まで温められ、水温は最高で人間の手には耐えられないほど高温になります。洗浄時間は1時間位で、60度〜80度位の水温で洗浄するので殺菌効果もあり、ぬるま湯では取れにくい汚れも落ちます。油汚れ、ご飯、卵といったしつこい汚れを一度でしっかりと洗浄し、熱風乾燥するので水垢もつきません。たった一つの細菌はぬるま湯など生息に適した条件で、わずか8時間で400万倍にも増大します。食器洗い機を使用すれば、食器に残ったバクテリアなどの殺菌も除去することが出来るので、手洗いよりも衛生的なのです。

【発祥】

食器洗い機は、1860年にアメリカの男性が史上初、木製のものを開発しました。しかし、この製品はハンドルを回転させることで使用したお皿の上に水がかかる仕組みで、実用的ではありませんでした。後に1893年にジョセフィン・コクラン婦人が手動式の食器洗い機をつくり、実用的に使用出来ると世の中に広まっていきました。1909年、ゼネラル・エレトクリック(アメリカの複合企業コングロマリット)で電動食器洗い機を発売しました。日本では、1960年(昭和35年)松下電器によって発売れましたが、装置が大きく仕組も大規模であったため、ほとんど定着しませんでした。その後、製品に改良が加えられていき、現代食器洗い機は家庭でも適応したコンパクトなサイズ、優れた省エネ性、騒音が小さいことから海外でも人気が高いです。

【年表】

・1960年(昭和35年)日本初の自動皿洗い機が誕生。

・1968年(昭和43年)卓上型食器洗い機を開発。

・1969年(昭和44年)床置きタイプで本格的食器洗い機を開発。

・1986年(昭和61年)コンパクト食器洗い機が誕生。

・1990年(平成2年)食器洗い機から食器洗い乾燥機へ。

・1996年(平成8年)3人用の食器洗い乾燥機が誕生。

・1999年(平成11年)キッチンスペースにも置ける食器乾燥機が誕生。